場面緘黙症について知ってほしい事
私が幼いころ(30年ほど前)は、場面緘黙症という症状についてほとんど認知されていませんでした。
今では精神的な病気等ケアが出来る病院なども増え、一般の人にも場面緘黙症が知られる機会が増えたと思います。
それでも昔に比べればの話で、まだまだ知られていない事が多いと感じていますので、このページは場面緘黙症を知らない方にも見て頂けたら幸いです。
場面緘黙症とは?
最近では場面緘黙症は、不安症や恐怖症の一種であると言われるようになっています。
一般的に場面緘黙症の人は、家庭では自然にお話しが出来るのですが、『ある特定の状況』になると発話が出来なくなります。
この『特定の状況』とは、幼稚園、保育園、学校、他人の家などに居る場面のことで、発話できない状態が最低1ヵ月以上続くと場面緘黙症と判断されます。
親しい人以外とは言葉でコミュニケーションを取るのが難しいです。
人によって発話出来ない場面や程度は違いますが、そのパターンはその人ごとに一定しています。
例えば私の幼少期ですが、家庭以外の場所では発話出来ないことがほとんどでした。
家庭以外の場所に居ても、家族や親しい友人が一緒の時は発話できるという感じでした。
こういった、特定の場所や人と話せないという症状が場面緘黙症の特徴です。
場面緘黙症の原因は?
はっきりとした原因やメカニズムについてはまだ研究段階です。
今のところ要因として考えられている事は、
もともと不安になりやすい気質(生まれ持った性質)に、心理的要因・社会、文化的要因が重なることにより発症すると考えられています。
人によって発症する要因は変わってきます。
発症しやすい状況は?
入園・入学・引越しなどにより環境が急に変わり、不安が高まった時に発症するというケースが多いようです。
中には、いじめが原因で発症するという事もあります。
家庭環境についてはほぼ関係ないことが分かっているので、親のしつけ等の問題ではありません。
発症しやすい年齢はある?
ほとんどの場合が幼少期、2~5歳位の間に発症します。
稀ではありますが、大人になってから場面緘黙症になる事もああります。
発症率はどの位?
研究データによって数値にバラつきがありますが、0.1~0.5%前後という発症率になっています。
男女比では、やや女児に多いという結果があります。
緘動について
場面緘黙症の症状は話せない事だけではありません。
緘動と言って、『特定の場面で体が思うように動かせなくなる』という症状を併せ持つことがあります。
この緘動も、程度や場面など、その人によって異なります。
私の例ですが、小学校の授業では周りの子が作業に取り掛かった事を確認するまで、一切自分の作業に取り掛かれませんでした。
また、人に見られている状況では何も作業できないという状況でした。
誤解されやすい事
話したくないからわざと声を出さないんじゃないか、と誤解されることがありますが、話したくても話せない苦しい状態でいることを知って欲しいです。
「猫をかぶっている」とか「人見知り」や「大人しい子」とも思われがちですが、『特定の状況』で長期間話せないという症状なので、ただ大人しいだけとは違います。
もちろん、もともと大人しい性格だという事もありますが、皆がそうではありません。
家庭では言葉でコミュニケーションが取れるので、コミュニケーション能力が低いということでもありません。
また、「大人になれば治る」と思われている方もいますが、何もしないで勝手に治るような症状ではありませんので、周囲の人の適切な対処や理解が必要です。
現に私は、大人になっても引きずってきていましたので、なるべく早い段階での対処をお勧めします!
場面緘黙症への理解
場面緘黙症がどのようなものか分かっていただけましたか?
この様な症状の子が周囲に居ませんでしょうか?
もし居るならばまず、場面緘黙症について理解を深めてください。
周囲とコミュニケーションが上手く取れず、とても不安になっているかもしれません。
適切な対処も大切ですが、誤解が生じないよう周囲の大人たちがまず最初に、場面緘黙症について知ることが大切です。
場面緘黙症で辛い思いをしている方へ
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コメント
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