HSPと場面緘黙症
HSPの方はとても繊細で傷付きやすいです。
場面緘黙症の方は環境や関わる人に敏感で、不安が伴えば全くお話が出来なくなってしまう事も少なくありません。
私自身、中度のHSPでもあり元場面緘黙症でもあるので、この2つには関連性がありそうだなと思い、考えてみました!
そもそもHSP・場面緘黙症とは?
HSPが何なのか知りたい方は、こちらに詳しく書かれていますのでぜひご覧ください。
場面緘黙症がどんなものか知りたい方は、場面緘黙症(ばめんかんもくしょう)とはいったい何か?をご覧ください。
HSPの人・場面緘黙症の人はどの位居るのか
まず、HSPとされる人についてですが、HSP提唱者であるエレイン・アーロン博士によれば、全人口の15~20%の人がHSPであると考えられているようです。
このHSPの特徴は人のみにならず、100種類以上の動物たちが持っていると考えられているので驚きです。
一方、場面緘黙症の人は全人口の0.1~0.5%前後と言われていますので、なかなか少数派ということが分かりますね。
HSPの人の特徴
●五感がかなり敏感で、特定の音・光・匂い等がとても苦手であることがあります。
●共感性がとても高く、例えば、泣いている人を見たら自分も涙が出てきてしまうなど、他人の感情に共感して自分のことの様に感じます。
●些細なことも気になり、他人の行動や言動が普段と違っていることを察知して「今日は機嫌が悪そうだ」とか「嫌われたんじゃないか」などと気になってしまいます。
●人一倍、良くも悪くも周囲の人や環境に影響を受けやすく流されやすさがあります。
場面緘黙症の人の特徴
●家庭では話せても、特定の場所(学校や社会)では発話が出来なくなってしまいます。
●発話できない場所では基本的に無表情であり、たとえ本人が楽しいと思っていたとしても表情に出ない事が多いです。
●症状の程度によっては『緘動』といって、特定の場所で体が動かせなくなってしまう事もあります。
●安心できる家庭から外へ出た時、表情には出なくても本人はとても不安や恐怖を感じています。
二つの関連性はあるのか
ネット上など調査してみたのですが、はっきりと関連性があるということを取り上げているページは見つかりませんでした。
統計を取ることが出来たら結果が分かりやすいのですが、その様な調査はされていなさそうです・・・
ですが体験者の方で、場面緘黙症とHSPが関連性がありそうだと言っているブロガーさんやユーチューバーさんはいらっしゃいました。
私と同じような事を思っている方がいらっしゃること、なんだか嬉しくなりました。
私の体験から
私は元場面緘黙症であり、中度のHSPも併せ持っています。
もともと不安になりやすい気質を持っているところは、場面緘黙症にもHSPにも当てはまることなのではないかと思います。
私が場面緘黙症だった子供の頃は特に、人のちょっとした表情だったり言動が気になり、他人の感情を敏感に察知していました。
他人の感情を察知しては不安になったりしていたのは、場面緘黙症とHSPと両方を併せ持っていたからなのかもしれません。
体験から見た関連性
私の場面緘黙症の症状が少し改善してきた高校生~大人になった頃でも、人と関わることは常に不安を伴うものでした。
これを言ったら嫌われるかもとか、こんな話面白くないだろうとか、些細な事を気にしすぎて結局なにも話せないという事もよくありました。
場面緘黙症の症状も引きずっていて、そういった些細な事を気にし出すと発話できなくなるということにもなっていました。
これらの体験から、場面緘黙症を持つ人にはHSPの気質があることが多いのではないかなと個人的には思っています。
場面緘黙症で辛い思いをしている方へ
私自身、場面緘黙症で傷付いたり辛い思いを沢山してきました。
ですが、自分の心にあるマイナスの感情を手放したり心を癒すことを学び、どんどん生きやすくなってきました。
今では物事の考え方も変わり、何事もプラスでもマイナスでもなくニュートラルに捉えられるようになっています!
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