場面緘黙症の体験談 ~話せた人と話せなかった人~

場面緘黙症だった管理人の体験談

私が子供の頃話せた人・話せなかった人達

 

初めに、場面緘黙症について知りたいかたは、場面緘黙症とはいったいなにかのページをご覧ください。

 

場面緘黙症の人はそれぞれ症状の程度が違いますし、症状の出方も違います。

話せる人や話せない人もみんな少しづつ違っていますし、状況によっても変わってきたりします。

今回は、特に場面緘黙症の症状が強く出ていた小学生時代に、私が話せた人・話せなかった人を思い出してみました。

 

 

 

私が話せた人たち

 

同居の家族

場面緘黙症の症状が強く出ていた頃も、同じ家に住んでいる家族(父・母・妹・祖父・祖母)とは話が出来ていました。

しかし何故か分かりませんが、父・祖父・祖母には話しかけにくさを少し感じていました。

でも、同居の家族となら外へ出かけた時でも話す事は出来ていました。

 

 

 

年下の従兄弟たち

私には総勢12人の従兄弟がいます。

ほとんど交流の無い人も居ましたが、交流が多い従兄弟の中でも自由に話が出来たのは、年下の子だけでした。

小学生時代はよく、家を行き来して遊んでいました。

話しが出来た理由ですが、とにかく相手が “おふざけキャラでひょうきん者“ だったので、緊張感が全くない雰囲気を出してくれていた事もあるのかなと思います。

 

 

 

一部の友人

近所にとても仲良くなって何でも話せる同級生が一人いました。

また、小学校のクラスメイトの中でも、一緒にいて私に緊張感が生まれないような子が何人かいましたので、その子と2人だけの時には話す事が出来ました。

 

(一番仲が良かった友人とは、場面緘黙症の事が原因で途中で交流しなくなりました。詳しくはこちらの体験談をご覧下さい。)

 

 

 

私が話せなかった人たち

 

別居の家族・親戚

特に母方の祖父・祖母は身近な存在でしたし、3歳頃までは話せていた様なのですが、場面緘黙症になった途端に話せなくなってしまいました。

何か伝えたい時は、母親に言ってから伝えてもらっていました。

祖母から質問された時も、直接話せなくて、母にこそっと耳打ちしてから母が祖母に伝えるというスタイルでした。

高校生くらいには話せるようになっていましたが、話しかけにくい感じはずっと残っていて、自分から話題をふるのはなかなか難しかった記憶があります。

他の親戚も同じような感じでした。

 

 

 

小学校の児童たち

一部を除いたほとんどの児童たちと話が出来ませんでした。

特に他学年の子には話しかけられても反応が出来ないこともあったため、話しかけて欲しくないと思っていました。

同学年の子でも声を出せず、うなずいたり首を振ったりして対応していました。

同じクラスで慣れれば話せるかと思いきや、全く打ち解けられず、一言も話したことのないクラスメイトも結構いたと思います。

 

 

 

小学校の先生

学校の先生とも基本、うなずく事と首を振ることで対応していました。

どうしても伝えなければならない事がある時は、「先生~」と話しかけるのにすごく時間がかかりました。

授業で指されたときに答えることは何とかやっていましたが、どうしたいとか、自分の気持ちを伝えることはほとんど出来ていません。

 

 

 

習い事の先生

小学校時代に習っていたピアノの先生が少し厳しい先生で、威圧感を感じていたためか話が出来ませんでした。

母親にちゃんと挨拶しなさいと言われてやっと挨拶するくらいだったと思います。

習い事でもうなずいたり首を振ったりして対応していました。

 

 

 

友人の家族

仲良くなった友人の家に遊びに行くことがありましたが、その友人のお母さんだったり他の家族とは会話が出来ませんでした。

必要最低限の「お邪魔します・お邪魔しました」くらいがやっとでした。

友人のお母さんなんかはよく話しかけてくれましたが、答えられずいつも申し訳ない気持ちでした。

 

 

 

子供の頃話せた人・話せなかった人 まとめ

今考えても不思議なのですが、同居していた父方の祖父・祖母とは話せても、近くに住んでいる母方の祖父・祖母とは話せませんでした。

自分の家で暮らしている人とは、やはり安心感が違うという事なのかなぁと思いますが、私と同じような方いらっしゃるのではないでしょうか?

小学校の先生や児童は、状況によって受け答えできる場面もありましたが、楽しく会話をするということは出来ていないので、“話せなかった人“ の方に入れました。

何かの参考にして頂いたり、共感していただけるところがあると嬉しいです!

 

 

 

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