【前編】場面緘黙症さん・HSPさんの為の不安や恐怖との上手な付き合い方

感情との向き合い方

不安・恐怖心は悪い事ではありません

 

初めに、場面緘黙症・HSPについて知りたい方は、場面緘黙症とはいったいなにか

HSPとは?のページをご覧下さい。

 

 

場面緘黙症さんは人との対面や対話に関して緊張したり、不安になる事が多いですよね。

HSPさんもとても繊細なため、不安や恐怖を感じることが人より多いと思います。

不安・恐怖は無いに越したことはないですよね。

誰でも不安や恐怖を感じて嫌な気分になった事はあると思いますが、実は悪い事ではないんです!

 

不安や恐怖に支配されると・・・

私たちは無意識に不安や恐怖という感情に支配されてしまう事があります。

この感情に支配されている状態でいると、自分の行動パターンが不安ベースになってしまいます。

不安から逃れたいと思い行動すればするほど、不安から逃れたくなるような現実を引き寄せてしまいます。

不安が不安を呼ぶという事態になってきます。

 

人間関係を例えにすると、

『相手に嫌われるんじゃないか・嫌われるのが恐い』というベースで行動していると、本当に相手に嫌われるという現実を引き寄せてしまいます。

それに、私も以前そうだったのですが、ちょっとした相手の言動などに一喜一憂したり、相手に依存してしまったりもします。

 

 

 

不安や恐怖は悪者なのか?

誰でも不安を感じて生きていくのは嫌ですよね?

特に場面緘黙症さん・HSPさんは人間関係の不安は付き物ではないかなと思います。

私が場面緘黙症だった時は、人に見られる事や話しをする事に不安を感じ、こんな自分は嫌われる・嫌われていると思い常に対人関係は恐怖でいっぱいでした。

こんな思いをするのはもうたくさんだと何度も思いました。

では不安・恐怖という感情は悪者なのでしょうか?

実は、あなたが悪いと思っている不安や恐怖・心配などのの感情は悪いものではないんです!

 

 

 

私達は不安が悪者だと思い込んでいる

感情のある人間だから、ある程度不安を感じるのは当たり前です。

不安もしっかり感じてあげれば、何の問題もありません。

でも不快な感情だからこそ、不安や恐怖などの感情はネガティブなものとして捉えている方は多いのではないでしょうか?

ネガティブな感情を感じると、無意識に「この感情を排除したい・こんな気持ちになる私はダメだ」と思って感情に蓋をしたり、他の事をして気を紛らわそうとするなんて事ありますよね。

これって実は、ネガティブ感情を感じる自分は良くないんだと、自分にダメ出ししてしまっている事になるんです。

排除しようと戦えば戦うほど、不安が残ってしまいます。

 

 

 

不安や恐怖と上手く向き合えると人生が変わります!

不安や恐怖にコントロールされている状態でいると、また不安や恐怖を呼んでしまいます。

そうではなく不安や恐怖と上手く向き合い、自分でコントロール出来るようになると、人生が豊かになっていきます。

上手く向き合えるようになると、不安ベースではなく喜びベースで生きられるようになっていく為です。

 

喜びベースで生きるという事を人間関係の例で例えると、

『相手とこんな風に楽しい時間を過ごしたい』という様な前向きな思いからブレなくなり、相手の言動に一喜一憂しなくなります。

そして、自分の心の状態から行動にも変化が起こり、前向きな現実へとどんどん変わっていきます。

 

 

 

では、どうやって不安や恐怖と向き合うのか

ここまでお読み頂きありがとうございます!

思ったより記事が長くなってしまいそうなので、不安や恐怖と向き合う方法については次回、書いていきたいと思います。

場面緘黙症さんやHSPさんにも、かなりお勧めの方法となっていますので、次の記事もぜひご覧くださいね!

 

 

 

 

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