不安や恐怖を感じることは怖がらなくて大丈夫
※初めに、場面緘黙症・HSPについて知りたい方は、場面緘黙症とはいったいなにか
HSPとは?のページをご覧下さい。
前回の記事では、不安や恐怖といった感情に支配されている状態で行動すると、不安が不安を呼ぶような結果が訪れるというお話をしました。
「不安を感じることはダメな事だ」とネガティブにとらえないで、不安でも恐怖でもしっかり感じてあげれば問題ありません。
感情と向き合うことが出来るようになると、人生は良き方向へ向かっていくのですが、実際にどうやって向き合ったら良いか、今回は実践方法もお伝えしていきたいと思います!
不安や恐怖はなぜ苦しいのか
不安などのネガティブ感情に対して苦しんでいる方の多くは、「こんな感情になってはいけない」と無意識に現実や自分自身へダメ出しをしています。
「不安になってしまいます」や「心配になってしまいました」という言い方をする事ってありませんか?
この言葉の裏には、こんな感情になることはダメだと思っているという心理が隠されています。
居心地の悪い感情なだけに、逃れたい・排除したい気持ちになるのは当たり前のことかもしれませんね。
ネガティブ感情も良しとする
不安などのネガティブ感情を感じることも、良しとすること。
ネガティブな感情に問題視をしてしまうから、不安が不安を呼ぶというループにはまってしまうのであって、ネガティブ感情も受け入れてその場でしっかり感じ切ってあげると不安な時間が長引きません。
でも、受け入れろと言われてもどうしたら良いか分からないという方も多いのではないでしょうか?
では実際どうやったら受け入れることが出来るのか簡単な方法を1つ紹介したいと思います!
ネガティブ感情の受け入れ方(エクササイズ)
場面緘黙症で人と話せない事への不安を例にしてみます。
①まず不安を感じたら、とことん悪い方向へ考える。
(例)職場でコミュニケーションが取れない不安・心配
↓
イジメられるかもしれない
↓
仕事を辞めてしまうかもしれない
②そうなった時、自分がとれそうな行動を考える
(例)人とあまり関わらない仕事を探す。
最悪、生活保護を受ける選択肢もある。 など
この様に、悪い方へ考えたら本当にそうなってしまうんじゃないかと思われるかもしれませんが、実は違います。
しっかりとネガティブも感じ切ってしまえば、受け入れるという事になります。
そして、最悪の場合はどんな行動が取れるか色々考えることで、選択肢はたくさんあると脳を説得できるんです。
この方法を日常に取り入れると段々、不安を感じても、それ自体を問題視しなくなりますし、不安を感じることも少なくなります。
不安や恐怖は自分に対する『愛』
不安や恐怖の正体・・・それは、自分への愛です。
不安になったり恐怖を感じたりする裏には、自分を安心させたいと言う心理があります。
自分自身を安心させてあげたいという愛があるからこそ、不安を感じるんです。
不安になった時こそ自分に「ありがとう」と言ってあげたいものです。
ぜひエクササイズを取り入れて、ネガティブな感情も良しとして下さいね。
日常的になれば、どんどん人生が前向きになっていきますよ!
場面緘黙症で辛い思いをしている方へ
私自身、場面緘黙症で傷付いたり辛い思いを沢山してきました。
ですが、自分の心にあるマイナスの感情を手放したり心を癒すことを学び、どんどん生きやすくなってきました。
今では物事の考え方も変わり、何事もプラスでもマイナスでもなくニュートラルに捉えられるようになっています!
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