親の意識はとても重要
※初めに、場面緘黙症について知りたいかたは、
のページをご覧ください。
場面緘黙症であるお子さんの意識も大事ですが、お子さんが幼いほど、親御さんの意識がかなり重要なのではないかと私は思っています。
子供は親の鏡とよく言いますから、親御さんの意識だったり言った言葉によってお子さんの意識も変わるでしょう。
治療をしなければと頑張る方もいらっしゃると思いますが、実は行動に起こすより先に意識改革が大事です!
行動の前に意識を変えるのと変えないのでは、結果の出るスピードが全く変わってくると思って良いと思います。
今回は、親がどんな意識を持つと良いのか考えてみました。
”あなた” は ”あなた” という意識
別の記事でも触れていると思いますが、場面緘黙症の子は自分に自信がない傾向にあります。
学校等で上手く話せない自分を責めていることもあります。
『あなたのままで大丈夫』と、親御さんや先生から十分認める意識があるのと無いのでは、お子さんの今後に大きく関わるのではないかと思われます。
外でお話が出来なくてもあなたはあなた、変わろうとしなくて良いんだよ!という意識で接していると、いつの間にか場面緘黙症の症状が減ってくるかもしれません。
○○するべき、という考えを無くす
お子さんが外で一言も発せないとなると、親御さんとしてはやきもきする場面も多く、「挨拶くらいはしないといけないよ」なんて言ってしまう事もあるでしょう。
ほとんどの方が「挨拶くらいはするべきだ」と思ってしまう気持ちは分かりますよね?
私たちはいくつもの、「○○するべき」「○○するべきじゃない」という思考に無意識に囚われています。
親御さんが、この子は「外でも話せるようにならないといけない」「集団に慣れるべきだ」などの意識に囚われていると、お子さんにもそれが伝わり、自信を無くす原因になりかねません。
なるべくこの様な考え方をしないように、固定観念にとらわれない意識を持つようにすると良いでしょう。
否定的な考え方をしない
「○○はダメなこと」という考えもまた、多くの人が囚われている考えではないでしょうか?
親になると子供にどうしても、「挨拶できない子はダメ・宿題はやらなきゃダメ・こういう考えはダメ」などダメという否定的な言葉を言ってしまう事ありますよね。
私も忙しいとつい言ってしまう事があります・・・
あまり言い続けてしまうと、例えば「挨拶できない子はダメ」という思い込みから、『私はダメな子だ』という信念が出来てしまうこともあります。
これもお子さんが自信を無くす原因になり得ます。
出来る限り肯定的な言葉を意識して、発するようにしましょう。
例えば、「今日は出来なかったけど、出来るようになるから大丈夫だよ」など、相手を許すような言葉を選ぶと良いと思います。
初めは思ってもいない言葉を発することになるかもしれませんが、その様な言葉で慣れてくると、だんだん否定的な考えも薄れていきますよ。
まとめ & 意識改革が難しいあなたへ
多くの人が無意識に、「○○するべき」や「○○はダメ」などの固定観念に囚われているものです。
そして知らず知らずのうちに子供にもその観念を押し付けてしまっている、という事も多くあります。
押し付けた覚えはなくても、知らない間に子供にインプットされるもので、誰が悪いとかはありません。
お子さんが場面緘黙症なのであれば、お子さんが前向きな方向へむかうためにも、固定観念を減らすことや相手を許すような考えを取り入れるような意識改革は有効だと思います。
とは言っても、意識改革ってどうすれば良いのか分からないという方の為に、次回は簡単に出来ることを紹介します!
後半の記事はこちらから!!
⇩⇩
場面緘黙症で辛い思いをしている方へ
私自身、場面緘黙症で傷付いたり辛い思いを沢山してきました。
ですが、自分の心にあるマイナスの感情を手放したり心を癒すことを学び、どんどん生きやすくなってきました。
今では物事の考え方も変わり、何事もプラスでもマイナスでもなくニュートラルに捉えられるようになっています!
場面緘黙症さんの心をケアするお手伝いを始めましたので、公式LINEをご用意しています。
ご登録頂いた方には、自己肯定感をアップできるメソッド・21日間の量子エネルギーヒーリングを無料でプレゼントしています。
プレゼントを受け取るだけでも大歓迎ですので、ぜひ登録して下さいね!
コメント
[…] 場面緘黙症の子に大人がしてあげられる事 ~意識編~を […]