場面緘黙症の後遺症は辛い!どんな症状?対策はどうする?

場面緘黙症の後遺症

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こちらのサイトでは主に、場面緘黙症や元 場面緘黙症さんの為の情報発信をしています。

 

管理人自身が場面緘黙症だった経験があり、体験談からエクササイズ系なども発信していますので、良かったらお役立てください!

 

 

※場面緘黙症について知りたい方は

 

場面緘黙症(ばめんかんもくしょう)とはいったい何か?

 

のページをご覧ください。

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こんにちは!

 

場面緘黙症は、後遺症も辛いという事実をご存じでしょうか?

 

実は私も、場面緘黙症を克服してから後遺症でかなり苦しんだ経験があります。

 

放っておくと気持ちが病んでしまう(鬱になる等)ほどの人もいますので、なるべく早く対処したいものですよね。

 

今回は一般的に後遺症の症状はどんな感じなのか、それに対してどの様な対処が出来るのかを、私の経験も含めつつお話していきたいと思います!

 

 

 

克服後、辛い想いをしないために

場面緘黙症だった期間の長さや、その時に置かれていた環境によっても後遺症の大きさは変わってきますが、コミュニケーション関係で苦しむ例が多いです。

 

後遺症が無い方も居ますが、こんな症状が出るかもしれないと知っておく・早急に対処するという事が出来るとあまり苦しまずに済みます。

 

場面緘黙症の人の家族にもぜひ知ってもらいたい内容です。

 

では具体的に、どの様な後遺症があるのか見ていきましょう。

 

 

 

場面緘黙症の後遺症

※経験者の情報と私の経験を書いていきます。

 

 

●声が小さくて、聞き返される

●数人~大人数の中で話に入れない

●人とのコミュニケーションに気を遣いすぎて疲弊する・ストレスになる

●会話のアドリブがきかない

●急な質問に対してとっさに言葉が出なくなる

●電話対応に恐怖心がある

●雑談が上手くできない

●ぎこちない動作になる

●場面緘黙症の頃の症状がフラッシュバックする

●自己肯定感が低く自分自身を嫌う

●気持ちの浮き沈みが激しい

 

 

 

会話に苦手意識を持つことが多い

場面緘黙症を克服しても、人とのコミュニケーションが上手くいかないケースが多々あります。

 

私も職場でのグループディスカッションで発言できなかったり、慣れない人と一緒に過ごすことが苦痛で仕方ありませんでした。

 

子供の頃いじめに遭っていたり辛い体験があるためか、無意識のうちに人に嫌われないようにと、体が勝手に動いていたと今では思います。

 

必要以上に人との会話に気を遣ってしまい疲れ切ってしまうということもありました。

 

気を遣いすぎるあまり、全く発言できなかったりして、出来ない自分を責めてしまうこともしばしば。

 

周囲に「気を遣わなくて大丈夫だよ」と優しく言われても、どうしても自分をオープンにすることが出来ない、頭では分かっていても体が動かない状態でした。

 

私の場合は対処が遅かったと思いますが、なるべく早い段階で対処すれば、後遺症の辛さは激減するでしょう。

 

 

 

後遺症の対策・対処方法は?

●物事の捉え方をポジティブに変える練習をする

人間の脳は上手くできていて、自分がフォーカスしている・意識している事が見えやすくなります。

ネガティブな思いにとらわれていると、物事のネガティブな側面ばかりが見えてきて、またネガティブな気持ちになるという悪循環が起こります。

例えば、場面緘黙症になったという一見ネガティブに捉えられる事にも、必ず本人にとってプラスになった面があるはずです。

慣れないと時間がかかるかもしれませんが、そのプラスの面をとにかく沢山探す練習をしましょう。

場面緘黙症になった事は悪いことではなかった、と脳を理詰めで説得できます。

 

お子さんの場合は・・・

親御さんが代わりに少しづつ言葉にして伝えるのも良いかもしれません。

また普段から、ネガティブな事があった時に「でも、こんなポジティブな側面もあるんだよ」と伝えることで、『同じ物事でもポジティブな側面もネガティブな側面もあるんだな』という事をお子さんに知ってもらえます。

例えネガティブな気持ちになったとしても、立ち直りが断然違いますよ!

 

 

●得意な事や好きな事で成功体験を積む

後遺症で人付き合いに悩む人は、自己肯定感が低い傾向があります。

これは特にお子さんに向けてですが、得意な事・好きな事をたくさんやらせてあげて欲しいなと思います。

得意なことをどんどん伸ばしていけば自己肯定感も上がり、自分に自信が持てるようになります。

大好きな趣味があるというだけで、人は苦手な事を乗り越えられることもありますので、お子さんの興味関心は見逃さないようにしましょう。

 

 

●自分を許す・受け入れる

コミュニケーションが上手くできないと、話す練習しなきゃ!と思いがちですが、心が伴わないと練習も無駄になってしまいます。

まずは自分のありのままを受け入れてみましょう。

コミュニケーションは苦手でも他に得意な事が必ずあって、誰でも得意不得意はあるもの。

だから私はこれで良い、と受け入れます。

お子さんの場合、「あなたは○○が得意なんだからそれで十分だよ」と親御さんが受け入れる言葉をかけてあげると良いと思います。

 

 

●ボイストレーニング

場面緘黙症の後遺症で小さい声しか出せないという方は多いようです。

こんな単純な事でと思われるかもしれませんが、自分の声が通るようになるだけでも自信に繋がります。

ボイトレの教室に通うと、正しい声の出し方を教えてもらえますのでオススメです。

ボイトレをすると、声が出しやすくなり意識しなくても大きめの声が出るので、嬉しくなりますよ。

歌うことに興味があればですが、個人的にはカラオケに行くのも良いと思います。

 

 

 

まずは心が大事です

今回紹介した後遺症の対策は一見、それじゃあ改善できないんじゃない?と思われるものが多いかもしれません。

 

でも、「これは問題だから改善しないといけないんだ」という気持ちで練習をするのと、「私は変わらなくてもOKなんだ」と受け入れた状態で練習するのでは、どちらが早く改善するかと言うと・・・

 

圧倒的に後者なんです!

 

まずは心を変えたり自己肯定感を上げる事が一番!

 

話す練習したり、積極的に人と関わるのはその後のほうが断然良いです。

(もちろん苦手ならば無理は禁物です!)

 

焦らずじっくりで大丈夫ですよ!

 

次回は、トラウマなどのネガティブ感情が出てきたその時にすぐに対処できる、感情を手放す方法をお伝えしていきたいと思います(*^_^*)

 

 

 

場面緘黙症で辛い思いをしている方へ

私自身、場面緘黙症で傷付いたり辛い思いを沢山してきました。

 

ですが、自分の心にあるマイナスの感情を手放したり心を癒すことを学び、どんどん生きやすくなってきました。

 

今では物事の考え方も変わり、何事もプラスでもマイナスでもなくニュートラルに捉えられるようになっています!

 

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